2011年11月14日月曜日

騙された人の二次被害

損失を何とか取り戻したいという,人間心裡をついているため,


一度騙された人は罠に陥りやすいです。

そうとう昔の損失でも記憶に残っている限り,

あきらめきれず,取り戻せるなら取り戻したいという心理状態になることが多いので,


何度も何度も,騙されてしまう人は多いようです。


そして,詐欺集団はカモリスト(過去に騙された人のリスト)を持っているので,


何度も何度も,騙す手口を変えては罠を仕掛けてきます。


さらに,おれは被害者だから救済されて当然だ,みたいな発想を持っていることが多いため,

自称弁護士や自称警察の被害救済詐欺に騙されてしまいます。



ある弁護士さんのブログ
河田英正のブログ 
またまた、投資詐欺事件ネタ Aug 19, 2011
http://d-mc.ne.jp/blog/kawada/index.php


←せっかく弁護士に事件を依頼したのに,依頼を撤回した人の例





【何度も騙される人の3パターン】

①騙されたことに気づいていないパターン


私は騙されていないというか,私は騙されることはないと思いこんでいる人。



②騙されたことに気付いているパターン。

騙されたことに気づいたが,家族にバレると怒られるので隠す人。



③騙されたことに気づき,家族にバレて怒られたパターン。

なんとか損失を回復し,家族に対し汚名を返上したい人。



*判断能力に問題があり,日常生活上も支障が出る場合は,成年後見制度の活用を考えましょう。

*何度も騙される人は,だれを信じたら良いか分からない,人間不信の状態に陥ります。


消費者センターなり,弁護士なり,司法書士に相談しても,

説教的な口調をされるし,継続的に見守りをしてくれるわけではないのに対し,

詐欺をする悪徳業者は,甘く優しい言葉で継続的に接触してくるので,そちらを信じ,結果として騙されてしまうようです。


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